【ルビサファ】RSタワーとEm版バトルタワーの違い【エメラルド】
今回は、知らない人も多いと思われる、ルビサファとエメラルドのバトルタワーの仕様の差について軽く触れておきたい。
とは言っても、エメ版のバトフロの仕様は4世代とも共通するものが多く、こちらの方がより普遍的と言えるだろう。
というよりは、RSタワーにイレギュラーな要素が多いのだ。
それでは、早速その要素を紹介していく。
①相手の行動がほぼランダム
クソ要素その1。
RSタワーの敵AIはアホそのものであり、ほとんど何も考えずに技を繰り出してくる。
このため、相手の行動が非常に読みづらく、敵の繰り出してきそうな技に耐性を持つポケモンを交代出しするといったことはまず不可能。
それどころか、まるでそれを読んでたかのように交代先への有効打をぶつけられることもまれによくある。
一方で、こちらのポケモンに半減・無効化される技を普通に撃ってくることもままあり、積みの機会は非常に作りやすい。
浮遊含め耐性が非常に優秀なラティをキャラランクのトップに置いているのも、このような事情からである。
また、鉢巻トリック+金縛りのような明確なコンセプトを持って作られたであろう型も、鉢巻を持ったまま眠る等の補助技で拘ってしまうことが見受けられる。
最早こうなってしまえばただのカモである。
クソ要素とは言ったものの、総合的に見ればこちらを利することが多いと思う。
肝心な時にとんでもないことをしでかすこともあるが。
②相手の性格が不定
クソ要素その2。
Emや4世代以降のバトルタワーでは基本的に性格が固定されているものの、RSタワーではランダム。
このため、相手の型をメタるというのが難しく、しようとするならば性格補正も含めた能力の最大値まで検討しなければならない。
例えば、HS振りのメタグロスを上から地震で一撃で落とすことで対策する場合、最速グロス(S134)の上を取り、B補正かかった個体(187-165)まで確1にできなければ、明確に対策できたとは言い難い。
対策する側としては多量の努力値を割かなければならず、非常にきつい。
とはいえ、敵の型や努力値と性格があっていないことも多く、こちらにとってメリットになる場合もある。
③こちらのポケモンに素早さのみバッジ補正がかかる
神要素その1。
初代から3世代までのポケモンには、バッジ補正なるものが存在しているのをご存じだろうか?
世代によって効果に差異はあるものの、概ねステータスや繰り出す技のダメージがアップする。
3世代では、攻撃・防御・特攻・特防・素早さのステータスがそれぞれ1.1倍になる。
これらの効果は、基本的にはストーリー攻略を想定したものと思われ、バトル系施設では原則補正の効果が働かないが、ルビサファのタワーでは素早さに限り有効である。
繰り返すが、なんとRSタワーでは素早さに限りバッジ補正が有効なのである。
この効果は非常に大きく、例えば陽気鉢巻グロス(S134、補正込みでS147)が最速80族や最速ミロを抜いて有効打をぶち込めるようになる等、数値調整するうえで非常にありがたい。
バグ相手の性格が不定であることへの救済措置だったんだろう、たぶん。
④敵がRSだけで覚えられる技しか使わない
FRLGやEmが発売される前だからか、基本的に相手ポケモンはRSだけで覚えられる技のみを使う。
教え技や習得できないタマゴ技、もしくはその組み合わせは使ってこない。
このため、爆発を使えないメタグロスをはじめ、岩雪崩を覚えない多くの物理アタッカーが弱体化し、岩弱点のギャラマンダ辺りは物理に対してかなり安定するようになる。
また、多くの特殊アタッカーが三色拳を取り上げられたり、身代わり持ちがほぼいないなど、かなり大きな影響をもたらしている。
その分、相対的にこちらが強化されていると言えるだろう。
なお、一部例外がいるという情報があり、鋭意調査中である。分かり次第追記しておきたい。
まとめ
①相手の行動がほぼランダム
②相手の性格が不定
③こちらのポケモンに素早さのみバッジ補正がかかる
④敵がRSだけで覚えられる技しか使わない
他にもあるかもしれないが、重要なのはとりあえずこんなもんだろう
サムネ用
終わり